«  2018年8月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

« 成人女性ー外科矯正治療例 Ⅱ (世田谷の矯正歯科ひらの矯正歯科) | メイン | 成人女性-外科矯正治療例 Ⅳ(世田谷の矯正歯科ひらの矯正歯科) »

2013年5月23日

それでは、患者様の状態を診て行きたいと思います。
 20歳代の女性  職業:歯科衛生士 人種:日本人 の患者さまです。
 
お口元の突出感、オトガイの大きな後退、笑顔では上顎歯肉の露出、閉口時はオトガイ筋の緊張が認められ頤にシワがより 梅干しのように見えます。

そして、顎の大きさや位置上下の顎のバランスを診るレントゲンの状態は
下の顎の骨は左に偏位しています。
側貌では、上・下の前歯は前に傾斜歯下顎の後退が認められます。

マウント模型と呼ばれる検査で、かみ合わせの状態は
ご覧の様にずれた咬み合わせでした。CPIと呼ばれる左右の顎の関節の位置のズレも大き い状態です。
顎の関節と歯並びの調和についてはコチラ
  
顎位の診査についてはコチラ
 
 顎関節に関しては、既往歴がありました。(以前に症状がありました)
 問診や触診、そしてマウント模型でのかみ合わせの検査、CPIの検査結果から
 Xー線断層撮で(CTのアナログ画像)、顎運動(顎の関節の動き方を調べる検査などの検査を追加して顎の関節を詳しく調べます。
断層撮影の画像からもこの様な咬み合わせの患者さんは顎の関節に対する負担が大きいようです。

つづく

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://dc2.daredemo.jp/www.ortho-do.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/545

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。

ブログを移転しました

ひらの矯正歯科クリニック 院長 平野武弘
ひらの矯正歯科クリニック
院長 平野武弘

【略歴】
鶴見大学歯学部卒業
同大学歯科矯正学教室入局
相模更生病院歯科口腔外科・矯正歯科担当
ひらの矯正歯科クリニック開設
日本矯正歯科学会認定医取得
Roth/Williams2年間コース受講

・Roth Study Club International メンバー
・Roth Williams Study Club Japan
・日本矯正歯科学会
・東京矯正歯科学会
・日本顎変形症学会
・日本顎関節学会