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2013年4月24日

成人女性の矯正治療例 Ⅲ

Part Ⅱでは、患者さまの状況を判断し診断治療方針を決めました。

さてPart Ⅲでは、いよいよ治療に入ります。
患者さまは、歯科衛生士さんで矯正治療にも携わっておられる方ですので、期間や見た目より最善の治療結果を望まれています。

顎の位置を安定させ顎関節の保護のためにもスタビライゼーションスプリントにて治療を開始します。
この装置はご自分で取り外しが出来、この場合上の歯に装着するタイプを選びました。

スプリン治療に関してはコチラ

このケースでは、24週間で安定が得られています。

もちろん、毎回調整をしながら状態の変化をチェックしモニタリングしています。

関節の動きや状態に問題のないこと、かみ合わせの位置が毎回再現性のある安定した状態であることを確認しています。
術前は僅かに正中がずれていましたが、ほぼ上下の正中は一致しています。

今までは蝶番である顎の関節がズレ、お口の中で歯を合わせて咬んでいたのが、治療後には歯の合わさり方に変化が出ていることがおわかりになると思います。

しかし、歯の移動はしていないので、下顎の位置が変化しこの様な状況が現れます。
roth02-2.jpg

この顎位で上下の歯がしっかりかみ合い、キレイな歯並び、そして健康でしっかりと歯を支えることが出来る歯ぐき、審美的なお顔立ち、そして顎の関節とお口の中の咬み合わせの調和を目指し、歯の移動方針を診断します。

つづく

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ひらの矯正歯科クリニック 院長 平野武弘
ひらの矯正歯科クリニック
院長 平野武弘

【略歴】
鶴見大学歯学部卒業
同大学歯科矯正学教室入局
相模更生病院歯科口腔外科・矯正歯科担当
ひらの矯正歯科クリニック開設
日本矯正歯科学会認定医取得
Roth/Williams2年間コース受講

・Roth Study Club International メンバー
・Roth Williams Study Club Japan
・日本矯正歯科学会
・東京矯正歯科学会
・日本顎変形症学会
・日本顎関節学会