症例⑥ 顎関節ファースト( TMJ 1st )矯正治療 /顎関節を考慮した矯正治療 関節等のリモデリング 三軒茶屋 ひらの矯正歯科クリニック

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症例⑥ 顎関節ファースト( TMJ 1st )矯正治療 /顎関節を考慮した矯正治療 関節等のリモデリング 三軒茶屋 ひらの矯正歯科クリニック

顎関節と矯正治療の関係について 顎関節ファースト( TMJ 1st )矯正治療

歯並び:上下歯列の配列など歯並びのデコボコ、歯のねじれ、歯の隙間など・・・

咬み合わせ:上顎歯列に対して下顎歯列が適正に機能的にかみ合う状況、その時の顎関節は適切な位置、運動が出来る状況(顎関節機能、形態)が良好な事が良いかみ合わせだと考えられます。

顎関節症は大人の疾患と思われがちですが、矯正治療が必要なお子さまにも顎関節に問題が見つかるケースを多く経験します。

(当クリニックでは顎関節を診査し、顎関節を考慮した矯正治療を心がけております)

◎一期治療:永久歯への交換期《混合歯列期》に治療開始が必要なケースを多く経験します。(PhaseⅠ治療)

〇症例Ⅰ

術前検査CBCTにて、右の顎関節頭に円形状の骨吸収(陥凹)が認められます。

また、MRI検査では関節円板の転位が認められました。

術前CBCTは画像では関節等に円形状の骨の陥凹が認められます。

一期治療にて、顎関節を考慮しスプリント治療を併用治療を計画しました。

一期治療後は、関節頭は滑らかな輪郭に変化しリモデリング(骨の変化)が認められました。

術前・術後の側貌セファロ画像比較では、下顎骨の良好な成長が確認出来ます。今後の二期治療では、顎の骨の成長が良好な変化はより良い治療結果をもたらす要因となります

〇症例Ⅱ

症例Ⅰと同様に、術前検査CBCTにて左顎関節頭に円形状の骨吸収(陥凹)が認められます。

また、MRI検査では関節円板の転位が認められました。

症例Ⅰと同様な所見が認められます。

一期治療にて、顎関節を考慮しスプリント治療を併用治療を計画しました。

一期治療後は、関節頭は滑らかな輪郭に変化しリモデリング(骨の変化)が認められました。

術前・術後の側貌セファロ画像では下顎骨の良好な成長が確認出来ます。

今後の二期治療では、顎の骨の成長が良好な事で、より良い治療結果をもたらす要因となります。

症例Ⅰ、症例Ⅱは歯並びの状況はそれぞり違った症状の症例ですが、術前検査で認められた顎関節の異常が、一期治療後には良好な変化が認められ、顎の骨格の成長が認められたことです。

これは二期治療(PhaseⅡ)がシンプルで軽度となる可能性が示唆され、結果的に術後の結果は良好な予後の良い治療結果となる事と考えられます。

◎成人の矯正治療例においても、同様な変化が認められる事があります。

〇成人症 Ⅰ 骨格性反対咬合外科治療ケース

骨格性の反対咬合と左右の非対称、叢生を認める症例です。

術前検査CBCTにて、右の顎関節頭に円形状の骨吸収(陥凹)が認められます。

また、MRI検査では関節円板の転位が認められました。

変形性顎関節症と診断されます。

手術までの術前矯正中にスプリント治療を併用し治療を進めました。

顎関節頭に円形状の骨吸収(陥凹)が減少し関節等の形態が滑らかな形態に変化が認められリモデリングが認められ良好な変化所見です。

顎変形症手術後、術後矯正にて咬合の安定を図り治療後のCBNCT画像では、更に関節等の形態は滑らかとなり明らかな形態の変化(リモデリング)が認められ経過良好です。

外科矯正治療においては手術前に顎関節の安定を図ることが、術後の結果を左右する大きな要素です。咬み合わせ、顔貌の変化に大きな影響を与える重要な要素と考えています。

治療後の咬合、咬み合わせ、顔貌は良好な結果が得られています。

主訴:歯がデコボコ、受け口、咬み合わせが合わない

年齢:  17歳 男性

顎変形症:骨格性反対咬合

治療方法:装置:マルチブラケット装置、便宜抜歯抜歯:上顎左右第一小臼歯 外科手術上下顎同時移動術 オトガイ形成術

治療期間:マルチブラケット治療 術前矯正:25ヶ月 術後矯正:8ヶ月

費用:健康保険適用

 

〇成人症例 Ⅱ

咬み合わせが不安定で見かけより咬み合わせのズレが大きいケースでした、顎関節も変形性悪関節症でMRIでは非復位性顎関節円板前方転位、関節鏡所見は関節円板の穿孔が認めらられました。

骨格性の下顎後退、と左右の非対称、叢生を認める症例です。

術前検査CBCTにて、右の関節頭は著しいクレーター状の変形が認められ、変形性顎関節症でMRI検査では関節円板の転位が認められました。

手術までの術前矯正中にスプリント治療を併用し治療を進めました。

顎関節頭に円形状の骨吸収(クレーター状)が減少し関節等の形態が滑らかな形態に変化が認められます。

顎変形症手術後、術後矯正にて咬合の安定を図り治療後のCBNCT画像では、更に関節等の形態は滑らかとなり明らかな形態の変化(リモデリング)が認められ経過良好です。

治療後の顎関節CBCT画像では、関節等の形態は滑らかな形態に変化が認められます。リモデリングが認められ良好な結果が得られています。

外科矯正治療においては手術前に顎関節の安定を図ることが、術後の結果を左右する大きな要素です。咬み合わせ、顔貌の変化に大きな影響を与える重要な要素と考えています。

治療後の顔面も良好な結果が得られています。

主訴:出っ歯とデコボコ、下の前歯が当たる

年齢:  48歳 女性

顎関節症:両側:非復位性関節円板前方転位 変形性顎関節症 顎変形症

治療方法:装置スタビライゼーション型スプリント、マルチブラケット装置 便宜抜歯:上下顎左右第一小臼歯 外科手術上下顎同時移動術・オトガイ形成術

治療期間:治療期間:マルチブラケット治療6ヶ月 術前矯正:25ヶ月 術後矯正:7ヶ月

費用:健康保険適用

顎関節は咬み合わせと非常に密接な関係が有ります。

大人も子供も以前の顎関節に問題を抱えている状況では、良いかみ合わせを得ることが困難となる事が容易に考えられます。

顎関節1stの治療は矯正治療で咬み合わせを改善する上で有益な考え方だと当クリニックでは考えています。

《治療に対するリスク・副作用》

一期治療の場合(生え替わりの時期):年齢的に装置の使用法、管理により予定外の偶発症が考えられます。本人に対しての練習やお母様への指導により回避できます。また、装置の粘膜への接触が原因の口内炎の発症リスクが考えられます。保護用品の使用に回避できます。

歯根吸収 歯肉退縮 知覚過敏 虫歯 後戻りが考えられますが、リスク開始と発症した場合の対処でリスクの回避が可能です。

永久歯列・成人矯正の場合`;マルチブラケット治療中の口腔衛生管理状況により歯肉炎、虫歯のリスクがありますが、適切なブラッシング指導と実践により回避できます。また、装置の粘膜への接触が原因の口内炎の発症リスクが考えられます。保護用品の使用に回避できます。便宜抜歯に対するリスク:局所麻酔薬に対するアレルギー及びショック、抜歯時の歯根破折、歯槽骨骨折など、術前の問診と、X線、診査でこれらのリスクは回避できます。歯根吸収については治療計画、装置の作用方法により回避できますが、偶発症として生じるケースも考えられます。歯肉退縮については術前診査である程度予測可能ですが、治療中のブラッシングや口腔衛生状態により左右されることもあります。

顎関節症併症例では、術後の進行性下顎頭吸収(Progressive Condylar Resorption: PCR)のリスクが考えられますが、TMJの術前の診査、処置によりリスクを軽減すると考えられます。外科矯正治療の場合:全身麻酔対する偶発症、手術による知覚麻痺等の偶発症や、術後の合併症など考えられますが、手術前の検査、診察により矯正医と口腔外科医の適切な医療連携により綿密な手術計画を立てることで多くのリスクは回避できます。