症例② 上顎前突(出っ歯)の矯正治療と顔立ちの変化 三軒茶屋 ひらの矯正歯科クリニック

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症例② 上顎前突(出っ歯)の矯正治療と顔立ちの変化 三軒茶屋 ひらの矯正歯科クリニック

上顎前突、いわゆる”出っ歯” の矯正治療ですが

”上の歯が前に傾斜している”、”顎の骨(骨格)が、出っぱっている”(上の顎が出ている”、”下の顎が後退している”)など、・・・・・・・

歯の傾斜が主な原因、歯槽性、と骨格(顎の骨)の大きさや位置が主な原因の骨格性に大きく分けられます。

また、また一方で奥歯のかみ合わせの前後的関係と前歯の傾斜の向きにより、以下のタイプに分類されます。

専門用語では、

Angle Class II, Division 1malocclusion:前歯が前に傾斜してるタイプ

Angle Class II Division 2malocclusion:前歯が後ろに傾斜しているタイプ(過蓋咬合)咬むと下の歯が見えにくなるタイプ

に分類されケースにより様々です。

前歯の傾斜が主な原因で骨格性の問題は大きくないケースは、それぞれ歯の位置を改善することで良い結果が得られます。

例えば、このケースケースです。

◎《上顎前突矯正治療 Class II, Division 1malocclusionの治療例》

    初診時口腔内写真   

治療後終了後 7年の口腔内写真

 

      初診時顔面内写真

 

       治療終了後 7年の顔面内写真

主訴:出っ歯、咬み合わせが良くない

年齢:27歳 女性

治療方法:装置:マルチブラケット装置、便宜抜歯:上顎左右第一小臼歯、TAD(インプラントアンカー)

マルチブラケット治療期間:24ヶ月

費用:矯正施術料¥750,000 +処置料¥5,000×24回

治療後7年が経過したときの記録です。咬み合わせは安定し、歯列も綺麗に調い維持されています。

また、お顔立ち、口元のバランスも良好に維持されています。

 

◎”骨格が主な原因”の場合”

(上下の骨格の不調和が大きなケース)は、前歯の傾斜を改善しただけでは、満足のいく結果が得られないケースも存在します。

《骨格性上顎前突矯正治療 下顎後退症 Class II, retrogeniaの治療例》

     初診時口腔内写真 

   治療後終了後 5年の口腔内写真

 

         初診時顔面内写真

 

   治療終了後 5年の顔面内写真

 

主訴:出っ歯

年齢:  26歳 女性

顎関節症:両側:非復位性関節円板前方転位 変形性顎関節症

顎変形症:下顎後退症

治療方法:装置:スタビライゼーション型スプリント、マルチブラケット装置、便宜抜歯抜歯:上下顎左右第一小臼歯 外科手術上下顎同時移動術・オトガイ形成術

治療期間:スタビライゼーションスプリント:4ヶ月、マルチブラケット治療 術前矯正:28ヶ月 術後矯正:7ヶ月

費用:健康保険適用

治療後5年経過時の状況ですが、審美性、機能、健康維持ができています。

経過良好です。

《治療に対するリスク・副作用》

永久歯列・成人矯正の場合`;マルチブラケット治療中の口腔衛生管理状況により歯肉炎、虫歯のリスクがありますが、適切なブラッシング指導と実践により回避できます。また、装置の粘膜への接触が原因の口内炎の発症リスクが考えられます。保護用品の使用に回避できます。便宜抜歯に対するリスク:局所麻酔薬に対するアレルギー及びショック、抜歯時の歯根破折、歯槽骨骨折など、術前の問診と、X線、診査でこれらのリスクは回避できます。歯根吸収については治療計画、装置の作用方法により回避できますが、偶発症として生じるケースも考えられます。歯肉退縮については術前診査である程度予測可能ですが、治療中のブラッシングや口腔衛生状態により左右されることもあります。顎関節症併症例では、術後の進行性下顎頭吸収(Progressive Condylar Resorption: PCR)のリスクが考えられますが、TMJの術前の診査、処置によりリスクを軽減すると考えられます。外科矯正治療の場合:全身麻酔対する偶発症、手術による知覚麻痺等の偶発症や、術後の合併症など考えられますが、手術前の検査、診察により矯正医と口腔外科医の適切な医療連携により綿密な手術計画を立てることで多くのリスクは回避できます。